生贄と寂れ疲れた街と修理工

スケープゴートばかりを探さないで
もし貴方がこの日本をどうしようもない社会と思っていらっしゃるのであれば 
”旧帝國陸軍、官僚、政治家、在日米軍自民党民主党創価学会統一教会、東電、関電、日教組教育委員会、マスコミ、ネット、天皇在特会、在日、中国、アメリカ、フリーメーソンユダヤ人、イルミナティ経団連・・・・” 
のせいばっかりにしないでほしい。この社会が複雑多岐、いや、複雑怪奇であることは皆大人なんだから解っているよね!?もう、こんなのやめませんか?
どうしようもない日本を構成しているの我々なのです。


土の香りがするライブハウス
今朝、珍しく琉球新報を広げていると(土曜日はウチナー評論があるので読むのだ)コザでライブハウスサーキットなるものが開催されるらしい。http://kozalives.com/index.html
いま聴きたいボサノバとか、ラテン・ジャズ、サンバ、アルゼンチンタンゴとかラインナップには無かったけど、ちょっと行ってみたいな。だって、コザの街は素敵よね〜。

あ〜コザの街でボサノバやアルゼンチンタンゴ聴けたら痺れるだろうなぁ〜。



夏がやって来そうです。
macbook proも暑さ対策としてファンの掃除でもしようと思います。そんで、このサイトだけど
MacBook Pro Repair - iFixit
分解する時の使用工具までもが親切丁寧にサイトに記載されている。
手取り足取り教えてもらっただけなのに、男が上がった気がしますよ!


それでは、GW後半!楽しんでね!! Bon Voyage!!

法事の席で思ったこと

今度はキプロス金融危機

キプロスの銀行の総資産はGDPの7-8倍くらいらしい。ユーロを導入したおかげで通貨のアドバンテージがなくなり、産業がほぼ壊滅状態で、金融に特化した地域になってしまった。
異型に発達した金融のお陰で、1年定期の金利が3.2%とのこと。こんな利回りいいんだから、キプロスの銀行はギリシャ国債とか、ハイリスク・ハイリターンで運用しないとやってけないよね。
ハイリスク・ハイリターンのキプロスの銀行に資産を預けるんだったら、それくらい覚悟しなといけないんだな。それは結局自業自得なんだと改めて思った。

ぼくの故郷の沖縄も産業がない。ぼくは金融で沖縄を盛り上げてほしいと考えているが、金融一極集中ではダメだと改めて思った。
経済も電力と同じでベストミックスで行かなきゃね。




ASIAAROWANAの第一回展示会

先週、ぼくと平良氏、喜名氏が手がけるASIAAROWANA(女性向けアパレルコレクションブランド)の第一回展示会が行われた、PR不足もありまだまだ全然認知されていない。いい商品を作るのと同じくらいPR活動に力を入れないと時代に埋もれてしまう事をこの軀で実感した。
4/23,24にも展示会&受注会を行うので、とりあえずの今できるベストのPRをしようと思う。
100年続く企業(ファッションシンクタンク)を目指すので、100年続かせるには今どうすべきかを現実的に思考したい。
ASIAAROWANAのウェブサイトはこちら。
ASIAAROWANA


ファッションシンクタンクって何?
恐らく、日本でファッションシンクタンクを名乗る集団はASIAAROWANAだけじゃないかな?
世界的に見ても聴いたことはない。どこの資本協力や提携も受けない独立のシンクタンクとしてASIAAROWANAを立ち上げたので、コレクション以外にもファッション全般に関わり、細やかな提案を社会に提供していきます。




アベノミクス
株価が上がり、JPYが安くなった。
ぼくの仕事の関係でJPYが安くなるのは、大歓迎だけど、どこの株も保有していないので株価が上がっただけで『ヤッター!』とは正直ならない。百貨店の売上が伸びたとか、高級品の取引が増えたとか、日本経済にとって嬉しいニュースも多く耳と目にするけど、ぼく自身や家族、周りの友人達には余り関係が無さそう。
それで『非正規雇者と正規雇用者、金持ちと平民の貧富の格差が開いてしまう〜』とか嘆かないで、ぼくらがどうやって裕福になっていくのか考えたほうがこの場合はいいな。デフレの世の中よりは何倍もマシだ。



雑誌や新聞と無料で読めるネットの記事
ライターや記者、編集者は、無料で読める記事と有料で読める記事にどんな区別をするのか気になる。




デフレーション
金持ちでもなのでデフレバンザイ精神が肌に染み付いていますが、やっぱりデフレは良くないね。

広東省の話。続き。

深圳出張ついでに、深圳上海市内の道路脇でよく見かけるニューススタンドにて、記念に数週間前までニュースを賑わせていた南方週末を購入しようとする。
陳列された新聞、雑誌の中になかなかお目当ての南方週末が見当たらない。店のおばちゃんに『南方週末あるか?』と訪ねてみると、売り切れとの回答をもらった。
ついでに、『一連の抗議パフォーマンスの後、売れ行きがよくなったから売り切れたの?』と訪ねると。そんな事ない、今日はたまたま無いだけ。との事。
抗議当初は一瞬、普段はこの南方週末を購入しない人も興味本位や冷やかしで買ってたりしたので、まぁまぁ売れたらしい。

このおばちゃんに『なんでまた南保週末買うの?ほかの新聞買ってけよ。』と言われ、ぼくもたまたま深圳に出張しているから冷やかしで購入したかった旨を伝えると。
『あんなの無意味なパフォーマンスして、注目集め部数を部数を伸ばそうとしているだけよ。くだらない。』と辛口コメントを残していた。



またまた、深圳の油画村の話

友人のMr. Chim氏から早くオフィスに帰ってこい。と電話をもらったので足早に油画村の中心部から駐車場へ移動していた際に、無意味に立体的な毛沢東の絵を見つけ、吸い込まれるように店の中へ。店の中には少し高齢の女店主、そして恐らく孫と思われる、大体5〜6歳の女の子がショボいおもちゃで遊んでいた。

このポスターを近くで見るとそれは、3Dのポスターである事がわかった。なかなか滑稽なタタズマイ。
その隣には、角度によってポスターの人物が変わっていく3Dポスターもあるじゃないか。しかも

毛沢東訒小平江沢民

とオールスターな選抜具合。迷わず(安いからとりあえず)3Dポスターを3枚購入し、少し高齢の女店主にお金を支払う。
女店主はぼくに『なんであんたみたいな若い兄ちゃんが毛主席のポスターなんて買うの?』と訪ねられ『毛主席は私たちの先生だろ?』と即答。
そして、隣でショボいおもちゃで遊ぶのを止めた少女がぼくの買ったポスターをまじまじと見ていた。
ぼくが『この人誰だかわかるか?』とこの少女に尋ねると少女は

『・・・人民元
とパーフェクトな回答を放ったのであった。
※中国へ行った事のある方はご存知かと思いますが、2001年頃がら徐々に人民元の紙幣のデザインが全て毛沢東へ変更されていて、今ではほとんど流通する紙幣のデザインが毛沢東であり、恐らくこの少女は毛沢東以外の紙幣デザインを観たことが無いと思われる。

このエピソードをMr.Chim氏に話すと中国には

”前世代の人は毛沢東を愛し、今の世代の人間も毛沢東人民元)を愛している。”
という皮肉を込めた言葉があると言っていた。

あの時の少女はこの皮肉を込めた笑い話を知っていたのだろうか?

深圳の油画村と殺戮

今回の出張で面白く思った事を書いていく。

深圳市に油画村というところがある。
印刷物ではなく様々な、絵が格安で売られていて、村というか街の一区画が画廊で埋め尽くされているといった感じ。深圳においでの際は是非立ち寄ってみる事をお勧めする。
若い画家が階段の下とかで小さな個展みたいな事をやっていて、交渉次第で自画像(あくまで似顔絵レベルではない)を格安見で描いてくれるので、何かのイベントがあれば友人や家族の自画像を依頼するのも悪くないなと思います。
見積もりを軽く聞いたら人物2人、上半身のみ、大きさは45cm×55cm位でRMB800(約JPY11000ほど)と、若い巨匠は言っていました。

そこで、本来の目的である祖母から頼まれた中国画の掛け軸を購入。

直感で決めたので、買い物自体はソッコウで終わったのだが、村自体が面白そうなのでブラブラ歩く事にした。

そこでだ、なかなか大きな美術館とかに行かなければ観れないような超大作を発見!
そこには中国の”戦闘機 戮**”が米国の戦闘機F35を華麗に追撃している様子が描かれていた。
※描かれていた中華戦闘機の名前がぼくも、画廊の主人もわからなかったのでここでは戮**とする。胴体部分に”2002”と番号が書かれていたがこれは機体番号なのか、飛行機の名前なのかは不明。主人はステルス機能のある”戮*+#”だと思う。と言っていました。


※隣に立っているぼくの友人であるMr.Shen氏は身長170程。マジでかかった。

そして、十分大人になったぼくは、画廊の主人がアメリカの銘柄のタバコを吸っていたのにも関わらず決してツッコまなかったのであった。

しかし、中華戦闘機の名前って”殺戮”の”戮”と漢字が一緒なんだな、文字入力する時、今更ながら感じたけど怖い名前だったんだなぁ。恐ろしい。

イミテーションcutting edge

2013. 1.23 AM11:01
昨晩、上海から一緒に行動を共にしている人生の師NKMR氏から、興味深いファッション論を聞いた。要約すると。

氏曰く『ファションは時代遅れを生産するもの。』

中国沿岸部の某都市のKTVにて深夜まで酒を飲み、ホテルに帰った後のほろ酔い気分が一気に目が覚めて、ほんの数十分だが、真剣に考え込んでしまった。

正しく、ぼくが何となく言葉にできなくてただ何となく理解していた考えが氏の言葉によりぼくの頭の中ではっきりとした輪郭を帯びてきた。

・ファッションデザイナーはcutting edge(最先端を切り開く者達)ではなく、その他大勢を時代遅れにするだけの人達である事。
・そこには最新鋭の感性で生まれたデザインでは皆無であり、時代遅れとそうではない一部の人達を分別する定義を服やそれを取り巻くカルチャーを提示、提案していくだけの行為である事。
・見てか、触って、気に入って、買って、飽きたら、捨てられるのがファッションの根幹である事。
・このぼくが感じるファッション感はピンからキリまでファッションを名乗る限り、ラグジュアリーからハイストリートまで根幹は一緒である事。

それがぼくのファッション感なんだ。
そんなに崇高でもない故、魅かれる。

※写真は中国某沿岸部のKTVの様子

みちすがら

2013/1/19 PM13:00
たるんだ背中、太い丸太のような胴体。
自分の身体をみて愕然とする、友人に会う度に『お前太ったな。』と言われる。言われ続けて10年になる。

これから3週間ほど、ジムに行けない日々が続く。
出張中にどうやったら体重をキープできるのか?
飲み会で酒をセーブする事は絶対にできない。
運動は?ランニングシューズ持って来てない。

地道に時間があれば腕立て腹筋、背筋を鍛えようか。


2013/1/20 PM16:40
素敵な、出会いがあった。
イラストレーターの我喜屋さんだ。主に東京で活躍中の同郷の先輩なのであるが、数年前に友人と我喜屋さんが参加しているグループ展を見に行った事がある。
物腰柔らかい我喜屋さんと同じく、繊細なイラストだったと記憶している。暖かい感じのイラストかと言うとちょっと違う。
我喜屋さんのイラストに描かれている生き物にカッターで傷をつけると実際に血液が流れ出そうなイラストとでも言うか、人間っぽいのだ。


その他、高校時代からの友人2人がイラストレーターをしているので、彼らと一緒に彼らの感性と僕たちの感性を具現化していけたらいいなと素直に思う。
一緒にプロジェクトを続けられるよう、真面目に気持ちよく取り組みたいね。


2013/1/20 PM17:00
ファッションにおいても『量の増加は質の低下へ繋がる』事は、大体あっている気がする。
情報のデジタル化しかり、ファストファッションしかり、大体言いたい事はわかる気がする。
僕たちが取り組んでいるブランドは消して安くないし、かっこいい物ばかりを出すつもりだ。
こうやって、少ないお金でブランドを立ち上げ社会へリリースする事によって我々ブランドも業界の質の低下の片棒を担いでしまうのか?ほかのブランドと同じにしないでくれ。と思ったりもした。
だけど、我々のブランドが本当に質の低下に寄与したのかどうかは、我々が爺さんになってからジャッジしてもいいじゃないかこの若年寄。とおもった。


2013/1/20 PM18:21
成田空港でデルタ航空 DL295便にて上海へ向かう。
上海は東京よりも寒いようで、唇がふとんまきにならないようにワセリンを刷り込む、
ぼくが元気になれる街よ!まってろよ!
それでは、搭乗。一番最後に搭乗するのがぼくの流儀。いってきます!

本選抜方式

本棚を眺めてみると、『お仕事 how to 本』が大量にあった。
東京の部屋を引き払う際、かなりの本を葬ったはずだが、沖縄に持ってきて帰った沢山の本の中にも『お仕事 how to 本』が数多い。
(一部の小説を除いて、ノンフィクション系はほとんど読まない。)


ざっと眺めてみると

経済関係 30%
政治関係 40%
お仕事 how to 本 20%
その他 10%

と言った具合。服飾デザイナーとしての専門書は数冊のみ。

数日前、TwitterのTL上で

自己啓発とハウツー本ばかり読まないで、自分の職業の専門書読めよ。』

みたいなTweetを見た。
なんか、自分に向かって言われている気がした。
確かに、東京時代の商社の総合職だったので、経済&政治の本を読んでいるのには納得できるのだが。。。

思い返せば、東京の部屋で読書済と書かれたダンボールの中に詰められた本を整理していた時、東京生活のラスト2年は計算上一週間で2.5冊の本を読んでいた事に気がつき、本当に自分の成長に繋がったのか不思議に感じたことがある。

全ての本を持ち帰ることはできず。8割捨ててきた。
言い換えれば『8割の本は不要』と判断したわけだ。しかも捨てた本は殆ど『お仕事 HOW TO本』ばかりだったと記憶している。

どんだけ、ぼくは本を読んだだけで楽して仕事を終わらせようとしたんだろうか。と、笑いたくなった。

10年くらい前までは自己啓発本を筆頭にお仕事 HOW TO本は絶対に読まない!と決めていたと記憶している。
理由は単純、"仕事や勉強法は自力で切り開く、他人の成功体験は他人の話。ぼくはぼくのやり方で成功してやる。"
そんな感じだったと思う。書店で沢山の魅力的なタイトルの経済的成功者の啓発本やお仕事HOW TO 本を我慢して手に取らなかったものだ。

然し乍ら、東京での商社マンとしての生活はぼくに『お仕事 HOW TO本』を大量に購入させるほど、ぼくの仕事方法に対する自尊心を傷つける結果を招いたと安易に想像できる。


ここ最近、素晴らしいチームで感性を具現化し売りにする活動(仕事)を行っている。
商社マン時代に擦り切れてしまった、自分自身の本性を自ら先に曝け出し、相手に心を開いてもらうガンジー戦法で培った勇気を!真摯に見つめ直すきっかけとして今後読む本のルールを10年前のルールに時計を戻そうと思う。


そうだ、こうやって無駄な時間とお金を浪費し後悔しないと理解らない事が沢山あったじゃないか。


そして、読書の質を上げるために、選ぶ段階で振り落とす工程のクリア基準を高める設定をしなければいけません。これ重要。