深圳の油画村と殺戮

今回の出張で面白く思った事を書いていく。

深圳市に油画村というところがある。
印刷物ではなく様々な、絵が格安で売られていて、村というか街の一区画が画廊で埋め尽くされているといった感じ。深圳においでの際は是非立ち寄ってみる事をお勧めする。
若い画家が階段の下とかで小さな個展みたいな事をやっていて、交渉次第で自画像(あくまで似顔絵レベルではない)を格安見で描いてくれるので、何かのイベントがあれば友人や家族の自画像を依頼するのも悪くないなと思います。
見積もりを軽く聞いたら人物2人、上半身のみ、大きさは45cm×55cm位でRMB800(約JPY11000ほど)と、若い巨匠は言っていました。

そこで、本来の目的である祖母から頼まれた中国画の掛け軸を購入。

直感で決めたので、買い物自体はソッコウで終わったのだが、村自体が面白そうなのでブラブラ歩く事にした。

そこでだ、なかなか大きな美術館とかに行かなければ観れないような超大作を発見!
そこには中国の”戦闘機 戮**”が米国の戦闘機F35を華麗に追撃している様子が描かれていた。
※描かれていた中華戦闘機の名前がぼくも、画廊の主人もわからなかったのでここでは戮**とする。胴体部分に”2002”と番号が書かれていたがこれは機体番号なのか、飛行機の名前なのかは不明。主人はステルス機能のある”戮*+#”だと思う。と言っていました。


※隣に立っているぼくの友人であるMr.Shen氏は身長170程。マジでかかった。

そして、十分大人になったぼくは、画廊の主人がアメリカの銘柄のタバコを吸っていたのにも関わらず決してツッコまなかったのであった。

しかし、中華戦闘機の名前って”殺戮”の”戮”と漢字が一緒なんだな、文字入力する時、今更ながら感じたけど怖い名前だったんだなぁ。恐ろしい。