オスプレイと原発の共通項


オスプレイ決起集会当時、書いていたブログの下書きに少し書きたした文章なので少々内容がタイムリーではないかもしれませんがUPします。

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前回UPしたオスプレイ関係のブログの最終章です。
最後は、原発オスプレイの共通項について。

安全が確認でなければオスプレイ配備は出来ないと、ぼくら日本国の野田首相が仰っています。
しかしながら、その安全性は100%確約できません。そもそも100%安全な乗り物なんて存在しないからです。
それをどうやって『安全』の確約をとるつもりでしょうか?
もし、安全宣言をしたとしても配備反対派は絶対に受け入れることは無いだろうし安全が確約できれば事故後の対応策なんて考える必要がない。
もし、飛行経路下にある学校や施設、ビルでもし事故が起きた時の避難訓練等を行政側が地方自治体へ指示するとたちまち
オスプレイはやっぱり危険じゃないか!だから避難訓練なんてさせるんだ!』
なんて声が揚げ足を取るような声が各地で上がるだろう。

原発に関してもしかり、始め東京電力原発誘致時に双葉町に対して90%台後半の高い安全性と地方自治体へ打診したのだが、東京電力が100%安全と宣言しないと受入れないと地方自治体が東京電力へ圧力をかけたという。
よく考えてみても100%なんてあり得ないのだ。この世の凡て100%安全だ、なんて謳えないんじゃなかろうか。
よって、双葉町原発内では原発に問題発生時の避難訓練なんて行われるはずがもなく、去年の3月11日まできてしまったのだ。

原発誘致賛成派は100%安全と電力会社に言わせた罪があるし、翻って反対派は100%安全じゃなきゃ嫌だという不可能な希望に背を向けたままである。


そして、次の総選挙は自分達が執り行う政策のリスク部分を堂々と国民に開示する政治家にぼくの一票を入れようと思う。
100%安全を信用できない様に、政策のデメリットを選挙期間中にちゃんと国民に伝えようとしない政治家は信用できない。

デメリットをちゃんと真直ぐ正面からとらえるからこそ、真っ当な対策が生まれると思いませんか?