カジノと沖縄

カジノについて

ぼくのカジノ初体験は高校2年の時に行ったマカオリズボア、厳密にいうと年齢制限がありカジノのエントランスをウロウロしただけ、勿論ベットもしていない。
その当時はカジノのメインカスタマーは大陸人ではなく日本人と言われていて、デブでハゲの日本人のアブラギットリのおっさんがリズボアの超級べっぴん回遊魚(娼婦)を2人つれ、しかもたまに両方の乳を鷲掴みしながら客室へ直行するエレベーター前でニヤニヤクネクネしている姿をみて、物凄い衝撃を受けたのが一番の思い出。
高校生が有する感性のスケールの中で、お金の力は凄まじいなと悟った瞬間でもありました…
全然カジノの話はしてねーじゃないか。とつっこまれそうなので、蛇足なストーリーはこれまで!

ぼくとよく沖縄地域経済について話を交える方々はご存知位かと思いますがぼくは沖縄のカジノ誘致に真っ向賛成です。
そう、一点の曇りもなく賛成。
上手に沖縄でカジノを運営するのかを含めちょっとここに書き留めておく。

しかしながら、ぼくはカジノについて大きな勘違いをしていた。恥ずかしいのでここでコッソリ打ち明けることにします。

カジノの売上について、簡単に言うとぼくは今まで現金をチップに変えた金額がカジノの売上はだと勘違いしていた。
然し、実際カジノの売上と言われているものはカジノの粗利(控除率つまりカジノの取り分)のほうでカウントされている。

去年のマカオカジノ全体売上が約2兆6000億。マカオで一番人気のバカラ控除率1〜5%なので、控除率を一番多く見積もって簡単に計算すると、プレイヤー(遊ぶ側)とカジノ側との間で動くお金は少なくとも52兆円…そうです!“少なくとも”なのです。
そして、国民一人当たりのGDPは58000ドル!!日本はいつの間にかブチ抜かれてるし、今は医療費、教育費はタダ、市民に年間約10万円配当できるほどの大盤振る舞い。賛否はあるがとりあえず景気はスゲーいい。
代表的な生産業や金融システムが無くても、マカオはこれだけすごい。(しかも自国通貨高でも耐えうることが出来るしね。)


翻って、パチンコ関係は年間売上(粗利じゃないよ)23兆円と言われています。
こっちは客が突っ込んだお金なので、金額の意味がが全然違いますね。ハイ。

そう、カジノは相当儲かるし、お金が動く。
カジノで勝利を収めた客は沖縄での消費を加速させてくれるに違いないでしょうし、沖縄にはマカオ以上に綺麗な自然がある。
ぶっちゃけ、自然破壊は嫌だ〜!って言ってるけどリゾート開発なら何となくイイかな。なんて思っている自分もいる。何故ならリゾートは自然を活かすからだ。単純か?
リゾート開発で生態系や自然に影響は全く出ないってことはないだろうけど、座して死を待てず。そんな気持ちです。

ちょっとした提案
・カジノへ県民が入場する際、所得制限を設ける。つまり低所得者は入場禁止。

・カジノと全然関係ないが、できれば県内のパチンコ壊滅させて欲しい。然しながら無理っぽいので、換金できないようにはさせて欲しいなぁ。そんで漏れた雇用の受け皿はカジノ。

・基本、各市町村又は大きめの自治体がカジノを経営。悪い人たちの介入を断ち切る。

『別の話で悪い人たち排除は当たり前だけど、悪い人たちがちゃんと社会復帰出来るような雇用の場所も確保しないと、暴力団排除条例の意味はない。カジノ反対のイチ意見として、治安の悪化を指摘する人もいるけど積極的なカジノ産業への職業訓練と職を準備してあげることで問題はクリア可能。悪い人を社会的に抹殺する事が問題解決の本質ではない。』

それから、カジノにあまり良いイメージを持っていない方々にお伺いしたい。カジノで実際にベットしたことはあるか?つまり、実際に時間をかけて遊んだことはあるか?ってこと。
カジノに足を踏み入れた人はご存知かと思うが、カジノは総合エンターテイメントの場。
様々なーショーあり、リゾートあり、美食あり、アトラクションがあり、文字通り“総合エンターテイメント”なのです。そして、それが本当に楽しい、大人のディズニーランドなのです。
そう、今まで沖縄になかったのが不自然なくらい沖縄にピッタリ。

しかも、地域ごとにこの総合エンターテイメント施設を競わせ市場の競争原理をある程度反映できる。
まぁ、嘉手納町とか宜野湾市くらいしか現金を持っている自治体がないだろう。なので、各カジノに対して外部資本を49%まではいれてもいいんじゃないか?なんて思っている。まぁ、ぶっちゃけこれは本格的に数字とにらめっこしないとわからん。

雇用を生み、悪い人たちの社会復帰の受け皿にもなり、景気も良くなる未知数可能性があるのにカジノ導入に反対は断固できない。