為人民服務

小沢さんの新党の名前が決まりました。

国民の生活が第一』だそうです。
略して『国民党』と呼ばれる日が来るのでしょうか?投票所で『国民党』と記入すると『国民の生活が第一』にちゃんと票が入るのでしょうか?

ぼくのtwitterのTLで誰かが中国語でこの『国民の生活が第一』は毛沢東の演説から生まれたスローガンの『為人民服務人民のために尽くす)』と同じなのか?みたいな事をtweetしていたので思わずコーラを吹いてしまいました。


ぼくは前からこの『国民の生活が第一』という言葉に大きな違和感を感じています。
いつからぼく達は自分のことだけしか考えなくなったのだろう?と。
投票所に行きぼくが国民の生活が第一を掲げる政党に投票するとしよう。そして“国民=自分”の生活が第一とどうしても捉えてしまう。

ぼくも『あなたの生活が第一』を大きな声で謳う自信はない、自信はないけどそういう姿勢でいたい。アガペーなのか。


国民の生活が第一を旗印に政権交代を果たした民主党、もし、あなたの生活が第一の旗印だったらどうなったんだろうか?
実際に生活が逼迫し他のことなんて考えられない人だらけなのは知ってる。ぼくの出身地の沖縄では経済的に厳しい家庭や個人が少なくない。
沖縄は長寿の県と言われ続けてきたがここ数年、男性の平均寿命は全国ランキングの真ん中ぐらいを彷徨っていると記憶している。
ウラは取れないが、原因の一つに男性の青年〜中年の自殺が多い。
実際にぼくが生まれ育った村ではここ15年くらいで経済的理由などで何人も自殺者が出ている。
自殺はよくないと言葉にするのは簡単だが、彼らが自らの命を殺める壮大なバックグラウンドをダイジェストで考察してみると、やはり上記の経済的理由が圧倒的な理由であるとなんとなく理解できる。

景気』という言葉を考えた人はうまいこと言ったとおもう。景気の気は気分の気なんだろ

やっぱり景気対策が何よりの自殺対策なんだな。

そして、他人のことを気にかけれる国になれば『国民の生活が第一』とか誰も言わなくなるのかな?